00126 「連動知」による課題解決
 

 ビジネス界では、業者間の不毛な同質化競争、価格競争をあらため、“脱競争”による課題解決と価値創造が、今後ますます大きなテーマになると考えられている。代わってクローズアップされるのが、それぞれの多様な知を持ち寄り、組み合わせ、より有効な結果を生みだす「連動知」だ。連動的知性を発揮できる場やコミュニティ、領域を超えて創造的作業を促進できるプレイヤー、そして「インターミディエイター」と呼ばれる新しいタイプの媒介者たちこそが、今後ますます求められることになるだろう。

 エボラ治療薬の開発でカナダは最先端を走っている。そのカナダに「NML」という研究所がある。国立微生物学研究所だ。同研究所のG. コビンジャーはいう。「(製薬会社間で)競争せずに、共闘すれば、成し遂げられることはずっと大きい」と。彼こそが、その言葉通り、アメリカの製薬会社と連携してZMapp開発に道筋をつけていった。Mappは未承認薬ながら、2013年時点において、拡大し続けるエボラ出血熱の有力治療薬として期待を集めている。(↓つづきあり)


関連情報:
       ◉ 新たな協働パターンの探索 (ARCHIPELAGOs 00082)
       ◉ Bisociationへ (ARCHIPELAGOs 00108)
       ◉ Creative Classさまざま (ARCHIPELAGOs 00094)
       ◉ 重層的環境と価値創造活動 (ARCHIPELAGOs 00034)

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