イノベーションはチームで起こすものという考え方が出てきました。そうした革新集団のなかで重要な役割をはたすのが、Entertainer役の人物です。激論の場、拮抗、対立、葛藤の場をときほぐします。とぼけた発言をしたり、駄洒落のたぐいを言って失笑を誘ったりもしますが、ときに狭くなった視界や枠組みを外してくれるような役目さえ果たします。その場の緊迫と硬直を適宜やわらげて、その場の交流に弾みをつけます。