Crowd（クラウドの知）, Cloud（クラウド型情報共有）と Community（多数多様者が、目線をあわせて関わり合う場）。この３つのCsを活かそうとしているプロジェクトに活気が見られます。

こうしたプロジェクトは、上から権威者が一方的に指示・命令するのではなく、Co-learning（ 互いに学び合う ）の姿勢が、そこここにみられ、プロジェクトに参加しているプロセスそのものが楽しく、やりがいやよろこびが感じられることが多いようです。これをConviviality（コンヴィヴィアリティ）といいます。

結果として、あるいはその過程でCommerce（商取引）が生まれ、新しいタイプのビジネスや雇用発生もみられます。こうした魅力あるプロジェクトには、概して「語り部」役がいるものです（ひとりとは限りません）。プロジェクトや地域社会の過去・現在・未来を語って、Context（文脈）を与え、意味づけながら、既存のメンバーの満足を高めつつ、さらに新規のCrowdを呼び寄せるという循環が発生しています。

関連情報：
　　　　　　　◉ Becomingとしての人間 （ARCHIPELAGOs 00091）